狂愛〜虎を照らす月〜
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俺は、仕置きが終わり、自分を隔離するため予定通り部屋に籠った。


ハァ


クソッ


暴れたりねぇ。


久しぶりの仕置きに、予想外にアドレナリンが出ちまってる。


コントロールできない自分に、余計に苛つく。



悶々とする中、ふと気付けば深月がいた。


陸と朔は何やってんだ。



目の前で信じろという深月に、甘えてしまいたい。


深月の大きな愛に、包まれたい。


この興奮を、受け止めて欲しい。



そして、結局我慢出来ずに、無我夢中で抱いた。
貪るように。


足りない。足りない。足りない。

深月が、欲しい。

噛みついてしまいたい。

とって食っちまいたい。


深月の全てを。


俺の一部として、飲み込んでしまいたい。
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