狂愛〜虎を照らす月〜
2時間経ってないって、、


でも、深月は相当キツかったよな。


よく耐えたよな。


俺は深月の、首の歯形をそっと撫でた。
こんな事をして、俺を怖いと思っただろうか。


「ん、、、」

深月は無意識なのか、くすぐったそうに笑った。


クククク。

笑ってやがる。

かわいいな。


まじまじと、着替えもするのを忘れてベッドの下に座ったまま、あぐらをかいて深月を見る。


陶器みたいなきめの細かい、滑らかな肌触りの綺麗な肌。

鎖骨が綺麗に出ている。


いつ見ても、本当に綺麗で美人だ。
寝顔は少し幼く見える。

さらに、性格は強気な上に実に奔放で、それでもしっかり気遣いのできる女。

しかも、強いのは性格だけじゃない。
武術も、精神も見事だ。


そんな深月が、俺に組み敷かれ乱れる妖艶な姿を思い出し、ゴクっと唾を飲む。


2時間ていえば、なんなら普段より時間かかってないよな。


あんなに、極度の興奮状態だったのに。


不思議だ。


ベッドサイドのタバコを手に取り、一本だして火をつける。
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