狂愛〜虎を照らす月〜
ガガガガガガ!!

キュルキュルキュルキュル!!

何だ!?


「何の音!?」


深月も驚いている。


「深月、奥にいろ」


「え!?」


そう言って、俺は部屋から出た。


組員も、ゾロゾロと集まる。


「若は、こちらへ」


なんだ!?
どうなってる!?
カチコミか!?


そんな事を思って外を覗いてみれば、


ッッッッ!?


まさかの、ベコベコになったタンドラが庭に入ってきていた。


フロントバンパーが外れて引きずってきたらしい。

フロントガラスは、粉々になって見えなかったからか、何も無くなっている。


ははは!
バカだ。
だよな。あいつらが大人しく帰るわけないか。

呼んでもないのに駆けつけてきたんだもんな。
妹の為に。


「深月呼んでこい」

俺は組員に言う。
< 284 / 301 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop