狂愛〜虎を照らす月〜
「お、おう」

「わりぃ」

「寝てたか?」

「起こしちまった?」

コイツら、そっくりな顔して何やってんだ?

見てれば、兄貴達が俺に気づいた。


「若!夜分遅くにすいやせん!!
ははは!すっかり興奮しちまって!な!?」

雅也が言う。

「若!すいやせん!
ウッカリこんなとこまで来ちまって!
へへへ」

と拓磨も笑ってる。

だいぶハイだな。


「ああ。大丈夫だ。心配かけたな」


「いえ、、あ、、はい。
呼ばれてもないのに、すいやせん」

「黙ってられなかったもんで」


そりゃそうだろう。



「んじゃ、悪かったな。帰るな。
それじゃ若。妹をよろしく頼みます」

「深月。またな。
若。よろしくお願いします。」
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