狂愛〜虎を照らす月〜
そして車から降りてきた2人はこちらに駆け寄る。

「深月ちゃん無事か!?」

「深月さん大丈夫!?」

また、2人で深月の周りをぐるぐる回っている。

もう、深月もさすがに面白かったらしい。


「はははは!!大丈夫大丈夫!!
無事だよ!!心配かけて、ごめんね?」


「そうか」
2人は、ようやく安心した顔を見せた。


「今ちょうど、深月さんの兄貴達ともすれ違ったんだよ!」


「ここ来てたのか?」


「ああ。お前らとすれ違いでな。」


「深月ちゃんの兄貴達、だいぶハイっぽかったぞ?」


「ああ。まさにな。ここでもだった」


「ははは!あんだけ好きに暴れたらスッキリするか」

「凄かったもんな!!あれ、空手とはまた違うやつだったよな!!忍者みてえな」




そういうコイツらも、ハイだ。

今日は仕置きと違って、好き放題暴れてきたからどうやらスッキリしたようだ。


だから、女んとこも寄らずに帰ってきたのか。
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