狂愛〜虎を照らす月〜
一目惚れってか、、、。


そして、深月を思い出す。

黒目がちな大きな目。猫みたいな。
鼻は、筋が通って高く、女性らしい柔らかいフォルムだった。
唇は、口角が少し上がっていて上唇の中心がプクっと膨らんでる。
まるで、食べてと言っているような。

そして、全てのパーツが計算されたかのように小さな顔にバランスよく配置されていた。


あんな別嬪見たことない。


そして、乱れる姿。


これまで、さんざん道具として、時には仕事として抱いてきたが、あんな美しい女はいなかったし、身体の相性がおかしな事になっていた。


いくら、深月がキマってしまっていたとしても、普通あんな事にはならないだろう。


そして風呂場で一瞬だけ見せた、素の性格。

ありゃ、相当気強いよな。

だいたいの女は、ビビって声も出せない。



やっぱり、同業だからか?


あいつの兄貴達も、確か相当なやり手だったはず。

自分とこの傘下で良かった。
敵ならあの兄弟は、だいぶ厄介だ。

特攻する時は最前線で戦う奴らだからな。
話を聞く限り容赦なかった。
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