パパになった冷徹御曹司の溺愛は止まらない!~内緒の赤ちゃんごと、独占欲全開で娶られました~
 少しでもゆっくりして欲しいと思うのに、彼は絶対にそれをしない。今週こそはゆっくり過ごすと決めている。母ともそう話した。

「二人と過ごす時間が減るからな」
 サラリと言葉にすると、恭弥さんは弥生を抱き上げる。

「咲良こそ、昨日は弥生起きてないか? きちんと眠った?」
「はい、ぐっすり」
 すっかりとここの寝具にも慣れ、というよりとても質のいいもので、むしろ実家よりよく眠っているかもしれない。

「そっか、ならよかった」
 ふわっとあくびをしつつ彼はそう言うと、私に笑みを向けた。

「弥生、ごはんにしようね」
 三人でダイニングテーブルに座り、すっかり慣れた朝食を食べていると、恭弥さんがいつものセリフを口にする。

「今日はどこに遊びに行こうか」
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