パパになった冷徹御曹司の溺愛は止まらない!~内緒の赤ちゃんごと、独占欲全開で娶られました~
 新しい家など到底必要がないほど十分な家で、私にはもったいないぐらいだ。

 とくに私は仕事もないし、ずっと弥生ともっと時間を過ごしたいと思っていた私。
だから、彼が家政婦さんを雇うと言ってくれたが、自分でやりたいと丁重に断った。
家のことぐらいは自分でやって、彼をサポートしたい。それが今の私にできることだと思った。

「あと、ひとつ」

「なんですか?」
 改まった彼に私はキョトンとして彼を見つめた。

「三人で一緒に眠りたい」

「え?」
 確かに何度か、弥生がパパも一緒にと寝室に誘うこともあった。

 しかし、私に気を使ってか彼は、やんわりとそれを断っていた。そのたびに、私自身距離を置かれている気もしていた。
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