パパになった冷徹御曹司の溺愛は止まらない!~内緒の赤ちゃんごと、独占欲全開で娶られました~
 弥生もトマトが大好きで、トマトソースのパスタが好きだ。弥生の分は塩味を抑え、鶏のひき肉で作ってある。

「美味しそうだな」

「あーい」

「いただきます」
 三人でそろってそう挨拶をし、食べ始める。
 こうして私たち東京の生活は始まった。

 ほとんど業者がやってくれたが、午後から細々とした荷物を片付け、三人で眠ることになる寝室にも荷物を片付けていく。
 大きな三人でも十分すぎる大きさのベッド。落ち着いた色合いで揃えられていて、アロマのいい香りがする。
 リネンは白でまとめられていて、とても肌触りがよく気持ちがいい。

「大丈夫そう?」
 不意に聞こえた声に、私は顔を上げた。

「はい」
 弥生の肌着をクローゼットの引き出しにしまい終えると、私は笑顔でそう答えた。

「弥生は昼寝」
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