パパになった冷徹御曹司の溺愛は止まらない!~内緒の赤ちゃんごと、独占欲全開で娶られました~
 にこにことワインを飲みながら、リラックスしたような恭弥さんの言葉に、口に入れた魚がのどに詰まりそうになる。
 告白をして、もしかしたらその先も考えていたのに……。

 無意識にぽっこりとしたお腹に手を当てる。

 しかし、目の前の恭弥さんは、私が喜ぶ顔を見て本当に幸せそうだ。

 今更、そんなことを繕うより、お義母様や恭弥さんの好意を素直に受け取ろう。
 そう思いなおして、また食事を再開した。

 
 そのあと、ふたりでゆっくりとした時間を過ごした。

「もう、あとは眠るだけですね」
 私としては最大の目的が残っていたが、なんとなくそう口にしてしまう。

「咲良」
 窓際に立ち景色を見ていた私は、後ろから聞こえた落ち着いた声に振り返った。
 
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