パパになった冷徹御曹司の溺愛は止まらない!~内緒の赤ちゃんごと、独占欲全開で娶られました~
 部屋での食事だったが、恭弥さんはドレスやヘアメイクスタッフまで手配してくれて、私は久しぶりにドレスアップをしていていた。

「わざわざ恭弥さんが手配してくれたんですよね?」
 お義母様はたぶんここまではしていないと、恭弥さんに尋ねる。

「少しは俺もカッコつけたいからな」
 おどけたように言う恭弥さんも、ビシッとしたスーツ姿だ。

 ゆったりとした音楽が流れる中、美しい料理が運ばれてくる。
 さすが屈指のオーベルジュ。斬新な中にも歴史を感じることのできる料理の数々。

 弥生もいるため、どうしてもお子様メニューを食べることが多かった私だが、おいしくてついつい食べ過ぎてしまう。

「よかった、咲良がおいしそうに食べてくれて」

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