パパになった冷徹御曹司の溺愛は止まらない!~内緒の赤ちゃんごと、独占欲全開で娶られました~
「だから」
 そう言うと、恭弥さんは私に触れるだけのキスをした。

「めちゃくちゃに甘やかす」

「きょう……んっ」
「なに?」

 後ろから抱きしめられているため、彼の顔は見えない。背中に口づけながら、手は全身に触れられている。

 なんども達しそうになるのを、途中で止められてはまた触れられる。
 そんなもどかしい快感にずっと私は支配されていた。

「これ……甘やかしてるって……あっ!!」
「甘やかしてるよ。ずっとずっと咲良に触れてたいから」

 サラリと余裕の声で言う恭弥さんに、私は首だけ振り返り涙目で睨みつけた。

「イジワル」
 私がそう口にすると、恭弥さんはペロリと自分の舌を舐めた。

「咲良、煽らないで。俺が我慢できなくなる」

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