パパになった冷徹御曹司の溺愛は止まらない!~内緒の赤ちゃんごと、独占欲全開で娶られました~

「こんなきれいな奥様をかくしてたんですね」

「ええ、そうなんです。きれいでしょう。私の妻は」

 言葉遣いは丁寧だが、時折さらりとのろけるから、私のほうが気が気ではなかったかもしれない。

「恥ずかしいです」

 小声でそういうと、「本当のことを俺は言ってるだけだ」とすまし顔だ。



 お色直しのドレスは、恭弥さんが生地から選んでオーダーしてくれたものだ。父の和菓子をイメージしたのか、淡い桜色と紫を基調にしたものだ。
 少し大人っぽいデザインだが、とても気に入っている。

「さあ、行こうか」

 お色直しを終え、控室をでるとそこにはシンプルなブラックの装いのさやかさんがいた。

「さやか」
 それは恭弥さんも予想外だったようで、私を庇うように前に出る。
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