パパになった冷徹御曹司の溺愛は止まらない!~内緒の赤ちゃんごと、独占欲全開で娶られました~
 恭弥さんはそれだけを言うと、私をなんと抱き上げた。お姫様抱っこのような形になり、私は慌てて彼の首に抱き着いた。

 そのまま、さきほど見た大きなキングサイズのベッドに下ろされる。
 女性とのうわさも多い彼のことだ。今日の相手は誰でもよかったのかもしれない。それでもそっと優しくベッドに下ろされてホッとする。
 
 欲を言うなら、少しは優しくして欲しい。初めてだということを知られて面倒だと思われたくはないが、ただの欲求を満たすためだけの行為は悲しい。

 そんな私の気持ちが分かったのかはわからないが、彼はそっと私の手の平を取ると優しくキスを落とした。


「咲良、今日の相手は俺だから。しっかり覚えておけ」
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