100日婚約なのに、俺様パイロットに容赦なく激愛されています
自分のどこを好きになってもらえたのかがわからない。
「美人じゃないし色気もないしモテない。素直じゃないし、すぐにムキになるし、可愛くない。料理が得意でもないし、お洒落じゃないし、気の利いたことも言えないし、常に金欠だし……」
自己評価しているうちに女性としての魅力が足りないどころではないと気づいた。
恋をする前はそんな自分も結構好きだったのに、今は落ち込みそうになる。
すると手を引っ張られて正面から抱きしめられた。
たちまち鼓動が速度を上げ、真っ赤な顔で上を向くと、優しい目に見つめられた。
「自分を卑下するような言い方はやめろ。どこが好きなのかと言えば、すべてだ」
「嬉しいです、けど……」
面倒だから『すべて』で片づける気ではないだろうかと疑ってしまう。
「納得していないな。具体的に言うと、まずは強気な目。四年以上前から、その目に惹かれていた」
五十嵐に出会ったのは今年の夏なのにおかしなことを言う。
目を瞬かせる和葉に彼がクスリとした。
「覚えていないようだが、ホノルル便のコックピットで新人の頃のお前と無線で話したことがある」
そう言われてもまだピンときていない。
新人の頃は直接パイロットとやり取りするのを禁止されていたので、気づいたことや聞きたいことがあっても指導者を通さなければならなかった。
「美人じゃないし色気もないしモテない。素直じゃないし、すぐにムキになるし、可愛くない。料理が得意でもないし、お洒落じゃないし、気の利いたことも言えないし、常に金欠だし……」
自己評価しているうちに女性としての魅力が足りないどころではないと気づいた。
恋をする前はそんな自分も結構好きだったのに、今は落ち込みそうになる。
すると手を引っ張られて正面から抱きしめられた。
たちまち鼓動が速度を上げ、真っ赤な顔で上を向くと、優しい目に見つめられた。
「自分を卑下するような言い方はやめろ。どこが好きなのかと言えば、すべてだ」
「嬉しいです、けど……」
面倒だから『すべて』で片づける気ではないだろうかと疑ってしまう。
「納得していないな。具体的に言うと、まずは強気な目。四年以上前から、その目に惹かれていた」
五十嵐に出会ったのは今年の夏なのにおかしなことを言う。
目を瞬かせる和葉に彼がクスリとした。
「覚えていないようだが、ホノルル便のコックピットで新人の頃のお前と無線で話したことがある」
そう言われてもまだピンときていない。
新人の頃は直接パイロットとやり取りするのを禁止されていたので、気づいたことや聞きたいことがあっても指導者を通さなければならなかった。