100日婚約なのに、俺様パイロットに容赦なく激愛されています
「報告書を書いて仕事を終わらせてくる。俺を待っている間、そうやって恥ずかしがっていれば退屈しないだろ」
ひとりだけ余裕のある顔をした彼が、バッグを手に背を向けた。
(そんな暇つぶしはいらないよ)
「意地悪!」
自動ドアへ向かう背中に文句をぶつけると、顔だけ振り向いた彼が素敵に微笑む。
「それでも俺が好きなんだろ?」
「うっ……」
「愛してるよ、和葉」
間もなく妻となる女性の鼓動を限界まで高まらせておきながら、足取り軽く去っていく彼はやはり意地悪だ。
(悔しいけど、私も愛してる。この想いは航空機以上かも)
膨らませた頬の空気が抜けていく。
これからも彼が安心して空を楽しめるよう、航空整備士としても妻としても、全力で支えていこうと心に誓った。
【終】
最後までお読みくださいましてありがとうございます。
初めてパイロットものを書きました。
航空業界を調べているうちに気づけばすっかり飛行機に魅了されていました。
我が家は空港から割と近い場所にありまして、今まではなにも思わなかったのに飛行機の音がするとハッと空を見上げるようになり、どんな人が操縦しているのだろうと思いを馳せるようになりました。
もうすぐ三歳になるうちの次男にも、「ほら、飛行機が飛んでる!」とアピールするのですが、次男は「ふーん」くらいの興味の薄さ。
乗り物よりアンパンマンごっこに夢中です。
私もだいぶアンパンマンのキャラクターに詳しくなりました。
最近めっきり遅筆になりまして、次作の公開はいつになることやら…。
公開しましたらファンメールでお知らせいたします。
今後も私の作品を応援していただけると大変うれしく思います。
それでは次の作品でお会いできる日まで、皆さま元気にお過ごしくださいませ!
ひとりだけ余裕のある顔をした彼が、バッグを手に背を向けた。
(そんな暇つぶしはいらないよ)
「意地悪!」
自動ドアへ向かう背中に文句をぶつけると、顔だけ振り向いた彼が素敵に微笑む。
「それでも俺が好きなんだろ?」
「うっ……」
「愛してるよ、和葉」
間もなく妻となる女性の鼓動を限界まで高まらせておきながら、足取り軽く去っていく彼はやはり意地悪だ。
(悔しいけど、私も愛してる。この想いは航空機以上かも)
膨らませた頬の空気が抜けていく。
これからも彼が安心して空を楽しめるよう、航空整備士としても妻としても、全力で支えていこうと心に誓った。
【終】
最後までお読みくださいましてありがとうございます。
初めてパイロットものを書きました。
航空業界を調べているうちに気づけばすっかり飛行機に魅了されていました。
我が家は空港から割と近い場所にありまして、今まではなにも思わなかったのに飛行機の音がするとハッと空を見上げるようになり、どんな人が操縦しているのだろうと思いを馳せるようになりました。
もうすぐ三歳になるうちの次男にも、「ほら、飛行機が飛んでる!」とアピールするのですが、次男は「ふーん」くらいの興味の薄さ。
乗り物よりアンパンマンごっこに夢中です。
私もだいぶアンパンマンのキャラクターに詳しくなりました。
最近めっきり遅筆になりまして、次作の公開はいつになることやら…。
公開しましたらファンメールでお知らせいたします。
今後も私の作品を応援していただけると大変うれしく思います。
それでは次の作品でお会いできる日まで、皆さま元気にお過ごしくださいませ!


