100日婚約なのに、俺様パイロットに容赦なく激愛されています
「えっ、B777-200のものですよ? まさかタービンブレードを知らないわけじゃないですよね。エンジンの構造の説明、いります?」
「俺の職業をなんだと思っているんだ。価値があるパーツでも興味がないだけだ。それに、キーホルダー自体、使わない」
このマンションの鍵がカードタイプであるのを思い出した。
職場のドアもICチップ内蔵の社員証で開ける仕組みだ。
彼の高級車のスマートキーにならつけられそうだが、通勤で使っているのは和葉なのでプレゼントにならない気がした。
(どうしよう。これをもらってくれないと他にプレゼントを思いつけない)
キーホルダーをつける場所がないかと数秒考え、ひらめいた。
「五十嵐さんの寝室にちょっとだけおじゃまします」
なぜかという顔をされたが、答えずにリビングを出て彼の部屋を開けた。
出入りの際にチラッと中が見えたことはあるが、入るのは初めてだ。
カーテンと寝具カバーが藍色で統一され、大きめのベッドが窓際に置かれている。
壁際にスタイリッシュなライティングデスクがあり、その左横の書棚には黒い革表紙の分厚いルートマニュアルが並んでいた。
今はタブレット端末に航空路や世界中の空港の運航方式など、フライトに必要な情報を入れて持ち運んでいるはずなので、過去に使用していたものなのだろう。
すっきりと片づいた寝室のデスクの右横に、目当てのものがあった。
「俺の職業をなんだと思っているんだ。価値があるパーツでも興味がないだけだ。それに、キーホルダー自体、使わない」
このマンションの鍵がカードタイプであるのを思い出した。
職場のドアもICチップ内蔵の社員証で開ける仕組みだ。
彼の高級車のスマートキーにならつけられそうだが、通勤で使っているのは和葉なのでプレゼントにならない気がした。
(どうしよう。これをもらってくれないと他にプレゼントを思いつけない)
キーホルダーをつける場所がないかと数秒考え、ひらめいた。
「五十嵐さんの寝室にちょっとだけおじゃまします」
なぜかという顔をされたが、答えずにリビングを出て彼の部屋を開けた。
出入りの際にチラッと中が見えたことはあるが、入るのは初めてだ。
カーテンと寝具カバーが藍色で統一され、大きめのベッドが窓際に置かれている。
壁際にスタイリッシュなライティングデスクがあり、その左横の書棚には黒い革表紙の分厚いルートマニュアルが並んでいた。
今はタブレット端末に航空路や世界中の空港の運航方式など、フライトに必要な情報を入れて持ち運んでいるはずなので、過去に使用していたものなのだろう。
すっきりと片づいた寝室のデスクの右横に、目当てのものがあった。