イケメンカリスマ美容師の沼は思った以上に深そうです
「花咲さんごめん。やっぱり私、話しかけてくる。後悔したくないから」
「謝らないで。ていうか、がんばってね。ファイト!」
「ありがとう!」
朝山さんが照れたように笑って、倉本くんのほうへ一直線に近づいていく。
なぜかこのタイミングで倉本くんを囲っていた女性の数が一気に少なくなった。なんだか神様が味方をしてくれたみたいだ。
七年経っても彼女の恋の炎は消えていなくて、胸の奥で火種として残っていたのだろう。
それが今日再会したことで再びメラメラとした炎となるのか、完全に鎮火してしまうかはわからないけれど、悔いのないように勇気を出してほしいなと心の中で願った。
「花咲は倉本と話さなくていいのか?」
「私はいいよ。今、好きな人がいるから。片思いだけど」
「へぇ、そうか」
私の恋バナにはさほど興味がないのかサラリと流された。
同窓会に出席しているうちの何人かはすでに結婚しているみたいだが、塚田くんの左手薬指に指輪はない。
私同様、まだ独身なのだろう。けれど彼に対して恋愛感情はもうないから、独身でも既婚でも私には関係ない。
「このあとすぐ解散になるみたいだけど、二次会でカラオケに行こうって言ってた。花咲も行く?」
少し離れたところに大勢の人の輪が出来ていて、お酒も入っているからかなり話が弾んでいた。
盛り上がったままカラオケという流れになるもの無理はない。
「謝らないで。ていうか、がんばってね。ファイト!」
「ありがとう!」
朝山さんが照れたように笑って、倉本くんのほうへ一直線に近づいていく。
なぜかこのタイミングで倉本くんを囲っていた女性の数が一気に少なくなった。なんだか神様が味方をしてくれたみたいだ。
七年経っても彼女の恋の炎は消えていなくて、胸の奥で火種として残っていたのだろう。
それが今日再会したことで再びメラメラとした炎となるのか、完全に鎮火してしまうかはわからないけれど、悔いのないように勇気を出してほしいなと心の中で願った。
「花咲は倉本と話さなくていいのか?」
「私はいいよ。今、好きな人がいるから。片思いだけど」
「へぇ、そうか」
私の恋バナにはさほど興味がないのかサラリと流された。
同窓会に出席しているうちの何人かはすでに結婚しているみたいだが、塚田くんの左手薬指に指輪はない。
私同様、まだ独身なのだろう。けれど彼に対して恋愛感情はもうないから、独身でも既婚でも私には関係ない。
「このあとすぐ解散になるみたいだけど、二次会でカラオケに行こうって言ってた。花咲も行く?」
少し離れたところに大勢の人の輪が出来ていて、お酒も入っているからかなり話が弾んでいた。
盛り上がったままカラオケという流れになるもの無理はない。