イケメンカリスマ美容師の沼は思った以上に深そうです
「快永さん、どうしてここに?」
「同窓会の場所、そこのホテルだって聞いてたから。そろそろ終わるころだと思って」
たしかに美容院に行ったときに場所は伝えたけれど、どうして来てくれたのかその理由がわからない。
こんな目に合うことを想定して心配してくれた、と都合よく受け取ってもいいのだろうか。
「もう泣かないで。ごめん、髪型……かわいくしすぎた。俺のせいでもあるよな」
「快永さんのせいではないですよ。それは絶対に違います」
「今日の杷子ちゃんは服もかわいいし。嫌な予感がしたんだよ」
首の後ろに手をやりつつ、快永さんが後悔するように眉をひそめて視線を逸らせた。
そんな顔をしないでほしくて、彼の腕のシャツを掴んだ勢いのままじっと見つめ続けた。
やっとこちらを向いた快永さんの瞳は澄んだ宝石みたいで、吸い込まれそうなほど綺麗。
「私は快永さんが大好きで、その気持ちは絶対揺らがないから自分に隙なんかないって思い込んでいたんです。考えが甘かった。だから私のせいなんです」
「あれ? なんか自然な形で告白されてる」
「あっ!」
思わず「ごめんなさい」と頭を下げると、快永さんはおかしそうにフフフと笑ってくれた。
塚田くんとどうしてこんなトラブルになったのか説明しようとして、はっきりと快永さんへの気持ちを口にしてしまうなんて、私は本当にバカだな。
好きなことは薄々バレていたとは思うけれど、恥ずかしくて顔から火が出そうだ。
「同窓会の場所、そこのホテルだって聞いてたから。そろそろ終わるころだと思って」
たしかに美容院に行ったときに場所は伝えたけれど、どうして来てくれたのかその理由がわからない。
こんな目に合うことを想定して心配してくれた、と都合よく受け取ってもいいのだろうか。
「もう泣かないで。ごめん、髪型……かわいくしすぎた。俺のせいでもあるよな」
「快永さんのせいではないですよ。それは絶対に違います」
「今日の杷子ちゃんは服もかわいいし。嫌な予感がしたんだよ」
首の後ろに手をやりつつ、快永さんが後悔するように眉をひそめて視線を逸らせた。
そんな顔をしないでほしくて、彼の腕のシャツを掴んだ勢いのままじっと見つめ続けた。
やっとこちらを向いた快永さんの瞳は澄んだ宝石みたいで、吸い込まれそうなほど綺麗。
「私は快永さんが大好きで、その気持ちは絶対揺らがないから自分に隙なんかないって思い込んでいたんです。考えが甘かった。だから私のせいなんです」
「あれ? なんか自然な形で告白されてる」
「あっ!」
思わず「ごめんなさい」と頭を下げると、快永さんはおかしそうにフフフと笑ってくれた。
塚田くんとどうしてこんなトラブルになったのか説明しようとして、はっきりと快永さんへの気持ちを口にしてしまうなんて、私は本当にバカだな。
好きなことは薄々バレていたとは思うけれど、恥ずかしくて顔から火が出そうだ。