「役立たず」と死の森に追放された私、最強竜騎士に拾われる~溺愛されて聖女の力が開花しました~
 腹に顔を押しつけられたエレオノールのは困惑しながら、既視感のあるその色について、目の前の夫に尋ねた。

「もしかして隠し子ですか……?」

「そんなわけがあるか」

「だって、あなたと同じ……」

「ママ!」

 ジークハルトが説明する前に子どもが甲高い声を上げた。

「……ママ?」

 エレオノールが視線を下げると、子どもがきらきらした眼差して見上げてくる。

 その瞳の色は、エレオノールによく似た緑色だ。

「わ、私の隠し子だったんでしょうか……!?」

「一旦落ち着け。――お前もだ、リュース」

「……リュース?」

 子どもはエレオノールから離れると、室内に駆けこんだ。

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