「役立たず」と死の森に追放された私、最強竜騎士に拾われる~溺愛されて聖女の力が開花しました~
 そしてエレオノールが座っていたベッドに転がり、手足をじたばた動かす。

 たしかにその動きには覚えがあった。リュースがよくやっていたものだ。

「シュルーシュカ曰く、鋼色の鱗を持ったドラゴンには人の形を真似る特性があるそうだ」

「たしかに希少種だと言っていましたね。でもどうしてシュルーシュカさんは教えてくれなかったんですか? だって知っていたんですよね……?」

「そのほうがおもしろいから、だ」

 それで納得できるあたり、エレオノールもずいぶんシュルーシュカに慣れたようだった。

(おもしろいことって、これ?)

< 520 / 530 >

この作品をシェア

pagetop