「役立たず」と死の森に追放された私、最強竜騎士に拾われる~溺愛されて聖女の力が開花しました~
「ここ最近、あの姿を取るようになったらしい。見た目が見た目なだけに、絶対に外へは出るなと言い聞かせていたそうだが、さっき呼び出されてな。楽しそうに紹介されたぞ」

「シュルーシュカさんらしいですね……」

 どこからどう見ても自身の外見を模した相手を前に、ジークハルトが絶句したのは想像に難くない。

「パパ、パパ」

 ベッドを飛び降りたリュースが再び戻ってきてジークハルトにまとわりつく。

 リュースだとわかると、たしかにその面影があった。

 あの子竜もよく、ジークハルトの足もとにまとわりついていたからだ。

「わかったわかった。抱っこか?」

「パパ!」

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