【完結】スキャンダラスな愛され契約~危険な魅力の幼馴染の愛は重い~
 その後、適当に昼食を摂って、また片付けに戻って。

 それから、食材がまだなにもないからと、夕食を近所のレストランで済ませた。

 帰宅して、お風呂でさっぱりとした後。……私は、もうどうすればいいかわからなくなっていた。

(ねぇ、せめてベッドくらい二つにしよ……?)

 まぁ、寝室が一緒なのはこの際我慢する。覚悟は決めた。

 けど、さすがに同じベッドで眠るなんて聞いてない! このサイズ、多分クイーンサイズだと思うんだけど……。

「せ、せめて、中央で半分に区切る……とか」

 なにか線でも引いておいたほうがいいだろうか?

 なんて考えていると、寝室の扉が開いて瑛二くんが入ってくる。

 彼は髪の毛をタオルでガシガシと拭き、ぼうっと立ち尽くす私と、ベッドを交互に見る。

「余計なこと、考えてる?」

 なんてことない風にそう言いつつ、彼はベッドに腰掛けて、私のことを手招きした。

 ……座って話すっていうこと、だろうか。

 そう考えて、私は若干警戒しつつ、瑛二くんから少し離れてベッドに腰を下ろした。

< 18 / 55 >

この作品をシェア

pagetop