【完結】スキャンダラスな愛され契約~危険な魅力の幼馴染の愛は重い~
「は、犯罪予告……」

 ぽかんとしつつ、私がそう言葉を紡ぐ。瑛二くんは、声を上げて笑った。

「そう、犯罪予告。……だから、みつばが結婚を受け入れてくれて、本当に助かった」
「……う、うん、そっか」

 もう、それしか返答が出来なかった。

 視線を彷徨わせつつ返事をする私に、瑛二くんは笑いかけてくる。自然で、色っぽい笑み。

 私の心臓が、早足になる。

「なぁ、みつば」

 瑛二くんが私の名前を改まって呼ぶ。上ずった声で「はい!」と返事をすれば、彼がくつくつと喉を鳴らして笑った。

 そこは、昔から変わっていない。私をからかって遊ぶところなんて、本当にそのままで……。

「好き。……だから、触りたい」
「ひぇっ」

 俳優をするだけあってか、瑛二くんはとても美形だ。

 合わせ、こんな風に囁かれたら……正直、美形にあまり興味のない私でも、きゅんとしてしまう。

 自然と逃げ腰になる私の手を、瑛二くんがつかむ。そのまま指を絡められて、シーツに縫い付けられた。

「む、むむむむ、無理! 無理!」

 ぶんぶんと首を横に振って、拒絶の意を示す。

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