【完結】スキャンダラスな愛され契約~危険な魅力の幼馴染の愛は重い~
◇
私が瑛二くんと身体を重ねて、二週間が経った。
瑛二くんは、東京に戻る素振りはない。昼間はどうやら実家の呉服屋で働いているらしく、零一くんから度々電話を受けていた。
零一くんと瑛二くんは、あまり仲が良くない。……というか、カタブツという言葉が似合う零一くんと、軽薄そうに見える瑛二くんは水と油。交わることはない。かといって、仲が悪いとは言い切れない。
お互い大人だからなのか、適度な距離を保っている。必要以上に干渉しないでいい、距離を。
「なぁ、みつば。……明日、時間ある?」
そう切り出されたのは、夕食の時間だった。
瑛二くんはポテトサラダを食べながら、そう問いかけてくる。……私は、口に入れていたご飯を噛んで、飲んで、少し考える。
「明日は時間あるよ。お店もお休みだし」
私は引き続き実家で接客業に当たっていた。
お母さんたちはしばらく休めばいいとか、いろいろと言ってくれている。
ただ、今は生憎人手不足。つい先月、長年働いてくれていたパートさんが引っ越しに伴って辞めたところだし……。
「そっか。じゃあ、ちょっと出かけないか?」
彼が、淡々とそう問いかけてくる。……お出掛け。瑛二、くんと。
私が瑛二くんと身体を重ねて、二週間が経った。
瑛二くんは、東京に戻る素振りはない。昼間はどうやら実家の呉服屋で働いているらしく、零一くんから度々電話を受けていた。
零一くんと瑛二くんは、あまり仲が良くない。……というか、カタブツという言葉が似合う零一くんと、軽薄そうに見える瑛二くんは水と油。交わることはない。かといって、仲が悪いとは言い切れない。
お互い大人だからなのか、適度な距離を保っている。必要以上に干渉しないでいい、距離を。
「なぁ、みつば。……明日、時間ある?」
そう切り出されたのは、夕食の時間だった。
瑛二くんはポテトサラダを食べながら、そう問いかけてくる。……私は、口に入れていたご飯を噛んで、飲んで、少し考える。
「明日は時間あるよ。お店もお休みだし」
私は引き続き実家で接客業に当たっていた。
お母さんたちはしばらく休めばいいとか、いろいろと言ってくれている。
ただ、今は生憎人手不足。つい先月、長年働いてくれていたパートさんが引っ越しに伴って辞めたところだし……。
「そっか。じゃあ、ちょっと出かけないか?」
彼が、淡々とそう問いかけてくる。……お出掛け。瑛二、くんと。