出会った彼は

「うん。」


そのまま寝室に行く。

キングサイズのベッドがあって、綺麗好きな涼太くんらしくお布団も綺麗に整えられていた。

2人で向かい合わせになって布団に入る。なんだか落ち着かない。

ギュッと抱きしめられる形になっているせいで、身動きも取れない。


「なんか幸せ。こうやって一緒に寝られるの。」

頭の上で、涼太くんがそう呟く。

「うん、私も。」

誰かと一緒に寝るのなんて久しぶりだからドキドキしてしまう。


「おやすみ、芽依ちゃん。」


チュッと唇にキスを落として、涼太くんが目を瞑る。

涼太くんの心地いい心音を聞きながら、私も気づけば眠りに落ちていた。



――――――――

朝、目が覚めると涼太くんはもう起きていた。
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