❤️お前に惚れた~極道の一途すぎる愛

「くるみはお前を愛してる、ずっと守ってやってくれ」

「それはどうかな」

「はあ?お前何言ってるんだ」

山城は力也の言葉に驚いた。

「ひとみはお前を愛しているんじゃないのか」

「お前、何を言い出すんだ」

「お前にキスしてただろう、人間は好きな相手が命を失う時、本音が出るんだ、
ひとみはお前を抱き抱えて、必死だった」

「くるみは唇にキスはしてくれなかったよ」

「えっ」

「少し躊躇して、目元に触れただけだった、それに、くるみは優しい心の持ち主なんだよ、誰に対しても同じ行動を取るよ」

力也は山城の言葉で、やっと気づいた。

(俺はなんでひとみの気持ちがわからなかったんだ)

「俺はひとみを部屋に閉じ込めた」

「はあ?お前なんてことをしたんだ、くるみは妊婦だぞ」

力也は急いでマンションに戻った。

ひとみの部屋の鍵を開けた。

ひとみがドアのそばで倒れていた。

「おい、ひとみ、しっかりしろ」

力也はひとみを病院へ運んだ。

ひとみの意識は中々戻らなかった。

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