強引社長は才色兼備のOLにご執心 ~そのキス、どういうつもりですか?~
ばっさりと言い放つと、社長はがーんと聞こえてきそうな勢いで顔を歪ませ、それからきりりと私を見つめた。身長差があるから、背をかがめて覗き込むようにされる。
前見て歩いてくださいってば。
「そんなの分かんないだろ! 言っとくけど、俺に告白されて断る女子は芹澤くらいだと思うぞ」
「そうですか。でも私には関係の無いことです。 そもそも社長は私のタイプとは真逆ですし」
「タイプだと?」
社長はぎらりと目を光らせて食いつく。私は前を向いたまま答える。
「優しくて気遣いのできる人がいいんです。 社長みたいに強引で軽々しくキスをしてきたり、足の長さの違いにも気づかずずんずん歩いちゃうような人、好きになんてなれません」
社長はハッとしてあからさまに歩くスピードを落とす。もう遅い!電気屋着いたっての。
「…でもおまえ、その優しくて気遣いのできる奴に浮気されたんじゃねーの?」
こ、この男〜〜!無駄に察しが良くて、無遠慮で不躾にもほどがあるでしょ!よくも傷口に塩を塗るようなことをぬけぬけと!
「社長には関係無いです! 余計なお世話!」
「関係ある。俺のおかげで涙止まっただろ?」
「そんなの頼んでません!社長が勝手にしたことでしょう」
「あぁ、だから俺は勝手に芹澤を狙うことにした」
「はぁ〜!?」
電気屋の前で立ち止まり、私は盛大にため息をついた。厄介な男に執着されたかもしれない。こんなモテ男、絶対嫌なんだけど!
前見て歩いてくださいってば。
「そんなの分かんないだろ! 言っとくけど、俺に告白されて断る女子は芹澤くらいだと思うぞ」
「そうですか。でも私には関係の無いことです。 そもそも社長は私のタイプとは真逆ですし」
「タイプだと?」
社長はぎらりと目を光らせて食いつく。私は前を向いたまま答える。
「優しくて気遣いのできる人がいいんです。 社長みたいに強引で軽々しくキスをしてきたり、足の長さの違いにも気づかずずんずん歩いちゃうような人、好きになんてなれません」
社長はハッとしてあからさまに歩くスピードを落とす。もう遅い!電気屋着いたっての。
「…でもおまえ、その優しくて気遣いのできる奴に浮気されたんじゃねーの?」
こ、この男〜〜!無駄に察しが良くて、無遠慮で不躾にもほどがあるでしょ!よくも傷口に塩を塗るようなことをぬけぬけと!
「社長には関係無いです! 余計なお世話!」
「関係ある。俺のおかげで涙止まっただろ?」
「そんなの頼んでません!社長が勝手にしたことでしょう」
「あぁ、だから俺は勝手に芹澤を狙うことにした」
「はぁ〜!?」
電気屋の前で立ち止まり、私は盛大にため息をついた。厄介な男に執着されたかもしれない。こんなモテ男、絶対嫌なんだけど!