身代わり少女は、闇夜の帝王の愛に溺れる。

第8夜

一葉さんと一緒に来て欲しい所?



「それって一体どこなんですか?」



気になってたずねると、一葉さんは自分の唇に人差し指を当てて。



「それは、当日までのお楽しみ」



それだけ告げて、ひらひらと手を振ると、どこかへと去って行ってしまった。



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