月と太陽の事件簿1/月明りに照らされて
「疑われまいと必死だったんだろうな」

達郎の言葉にあたしはうなずいた。

「でもまぁ、レミだったら後ろめたいことなくてもあのカッコできたかもな」

「んなワケないでしょ」

あたしは達郎の肩をグーで思い切り殴った。

「ところで、なんで達郎は永田恵理を自首させようと思ったの?」

所轄から電話があった後、達郎は管理事務所から永田恵理の泊まる別荘へ電話をかけた。
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