海が凪いだら迎えに来てね〜元カレ海上保安官に極秘出産が見つかるまでの軌跡〜



結局その後、ケーキをほぼ一人で完食し、居心地も悪いので二人で一緒にお店を出た。


会計はいつ済ませたのか、もう凪砂が済ませてくれていて、スムーズにお店を出ることが出来た。

いつもなら泊まれる日は私の家に泊まって帰っていた凪砂だが、これからはそういう訳にもいかないだろうし、この後どうするのだろうか?


なんて考えている私とは違い、どこまでも考えが読めない凪砂は、、


「─…萩花、俺たち恋人ではなくなったけど・・・友達には戻れる?」


っと、未だ私が良い人に見えているのか、そんな甘ったれ発言をしてくる。

「いや、無理でしょ・・・友達で居たら多分私、いつまでも凪砂に執着し続けるだろうし…前を向いて新しい恋愛なんて探せないと思う。だから凪砂とはもう連絡は取らないから。凪砂も…二度と連絡してこないでね」



冷たいことを言うようだが、これくらいしないと私は凪砂を諦めきれない。友達に戻るくらいなら、二度と会わない方がいい。


凪砂はそれがショックだったのか、いつものポーカーフェイスを崩しとても悲しそうな表情を浮かべた。


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