海が凪いだら迎えに来てね〜元カレ海上保安官に極秘出産が見つかるまでの軌跡〜
「ってか、早く食えよお前!せっかく作ったのに冷めるだろーが」
そう言った洋平は、色々買い物をしてきたらしく、買ってきたものを披露し始める。
洋平が買ったものを並べているのを横目に見ながら、私は洋平特製の雑炊を有難くいただく。
「じゃじゃーん!ベビーモニター!これ、別室で寝てる赤ちゃんをカメラで見れるらしい!んで、こっちはオムツポット!オムツ専用のゴミ箱で匂いとかマジでないらしい!」
大きな袋だとは思っていたけど、家電からゴミ箱まで・・・勝手に買ってくるなんて私が既に揃えていたらどうするつもりだったんだろう。
「ありがとう、洋平・・・後でお金渡すからレシートちょうだい」
洋平の作ってくれた雑炊が美味しすぎて、パクパク食べながらそう言った私に、
「っは?金とか要らねぇよ、それより萩花の次の休みいつ?ベッドとかベビーカーとか買いに行くぞ」
なんて、頼もしい発言に心が温かくなる。
「─…洋平、ありがとう」
お礼の言葉を告げると、
「うわ、なにお前・・・素直すぎて気持ち悪いからそういうのやめろって」
なんて酷いことを言われたので、少し睨んでおいた。