ヤキモチ妬きな彼からの狂おしい程の愛情【完】
《莉世side》
あの日から何もする気が起きなくて、少し風邪をひいた事も重なってほぼ一日中ベッドの上で過ごしている。
風邪は二日程で良くなったものの、心の方のバランスが保てなくて、仕事に復帰出来ないでいた。
(もうすぐ、一週間になる……いい加減仕事に復帰しないと)
仕事は勿論だけど、毎日心配してくれる雪蛍くんの事を思うと、いつまでも休んでいる訳にはいかなかった。
(でも……どんな顔して雪蛍くんに会えばいいのか、分からない……)
あの日の事は、誰にも相談出来ていないし、原さんからの連絡も無い。
もしかしたら、相手は原さんではない別の誰かだったのだろうか。
やっぱりあの時、誰だったのか確認するべきだったのかもしれない。
後悔の念が頭を駆け巡り、考えるだけで胸が苦しくなる。
そんな時、静かな部屋に来客を知らせるインターホンが鳴り響く。
時刻は午後十一時過ぎ。こんな時間に訪ねて来るなんて、一体誰なのだろう。
気にはなるも、立ち上がる気力すらない私はそのまま居留守を決め込んで布団を頭から被った。
けれど、それから何度も鳴り響くインターホンに耐え切れなくなった私は何とか起き上がり、誰が来たのか確かめてみると、
「え……雪蛍……くん?」
カメラに映っていたのは険しい表情を浮かべた雪蛍くんだった。
あの日から何もする気が起きなくて、少し風邪をひいた事も重なってほぼ一日中ベッドの上で過ごしている。
風邪は二日程で良くなったものの、心の方のバランスが保てなくて、仕事に復帰出来ないでいた。
(もうすぐ、一週間になる……いい加減仕事に復帰しないと)
仕事は勿論だけど、毎日心配してくれる雪蛍くんの事を思うと、いつまでも休んでいる訳にはいかなかった。
(でも……どんな顔して雪蛍くんに会えばいいのか、分からない……)
あの日の事は、誰にも相談出来ていないし、原さんからの連絡も無い。
もしかしたら、相手は原さんではない別の誰かだったのだろうか。
やっぱりあの時、誰だったのか確認するべきだったのかもしれない。
後悔の念が頭を駆け巡り、考えるだけで胸が苦しくなる。
そんな時、静かな部屋に来客を知らせるインターホンが鳴り響く。
時刻は午後十一時過ぎ。こんな時間に訪ねて来るなんて、一体誰なのだろう。
気にはなるも、立ち上がる気力すらない私はそのまま居留守を決め込んで布団を頭から被った。
けれど、それから何度も鳴り響くインターホンに耐え切れなくなった私は何とか起き上がり、誰が来たのか確かめてみると、
「え……雪蛍……くん?」
カメラに映っていたのは険しい表情を浮かべた雪蛍くんだった。