❤️お前に惚れた~極道の一途すぎる愛 第二部六年後再会

結城はなんて鋭いんだと驚いた。

部屋に入ると、予想以上の汚れ方にひとみは愕然とした。

まず、寝室に向かうと、テツが力也に寄り添ってくれていた。

「姐さん」

「私はもう姐さんではないです」

すると結城が口を挟んだ。

「いえ、まだ離婚届は提出していないので、姐さんですよ」

ひとみの顔がパッと輝いた。

「そうですか」

ひとみはほっと安堵した。

力也のおでこに手を当てると、確かに熱かった。

リビングから体温計を持ってきて、熱を測る。

氷まくらに氷を入れて、力也の頭の下に、おでこに冷たい水で絞ったタオルを乗せ

て布団を一枚多くかけていた。

冷蔵庫を開けると、食材がそのまま残っていたので、力也にはお粥を作り、

山城と力斗にはハンバーグを作った。

結城はひとみのテキパキと動く姿に、感心した。

< 34 / 36 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop