❤️お前に惚れた~極道の一途すぎる愛 第二部六年後再会
結城はなんて鋭いんだと驚いた。
部屋に入ると、予想以上の汚れ方にひとみは愕然とした。
まず、寝室に向かうと、テツが力也に寄り添ってくれていた。
「姐さん」
「私はもう姐さんではないです」
すると結城が口を挟んだ。
「いえ、まだ離婚届は提出していないので、姐さんですよ」
ひとみの顔がパッと輝いた。
「そうですか」
ひとみはほっと安堵した。
力也のおでこに手を当てると、確かに熱かった。
リビングから体温計を持ってきて、熱を測る。
氷まくらに氷を入れて、力也の頭の下に、おでこに冷たい水で絞ったタオルを乗せ
て布団を一枚多くかけていた。
冷蔵庫を開けると、食材がそのまま残っていたので、力也にはお粥を作り、
山城と力斗にはハンバーグを作った。
結城はひとみのテキパキと動く姿に、感心した。