もつれた心、ほどいてあげる~カリスマ美容師御曹司の甘美な溺愛レッスン~
「わざわざ降りてきてくれたんですか?」
「うん、今日の夜、時間があるかどうか訊こうと思って」
「今日の夜ですか?」
「一緒に食事したいんだけど」
えっ? 食事? 一緒に?
でも……
ふと、さっきのエレベーターでの会話を思い出し、少しの間ためらっていると、玲伊さんは付け加えた。
「ほら、これからしばらくの間、好きなもの食べられなくなるだろう。だから、今日はカロリーを気にせず、思いっきり食べてもらおうと思って」
玲伊さん。
なんで、わたしなんかに、そんなに優しくしてくれるんだろう。
でも、そういえば小学生のころから、彼は優しさの権化みたいな人だった。
兄がわたしを邪険にすると、いつも庇って遊んでくれた。
やっぱり、彼の中のわたしは、きっとあの頃の小さな女の子のままなんだ。
だから、落ち込んだわたしをほっておけないのだろう。
《優ちゃんは俺にとっても大事な妹みたいなものだから》
はじめてシンデレラ・プロジェクトのモデルをしてほしいと言われたときの玲伊さんの言葉が、頭のなかによみがえってきた。
「うん、今日の夜、時間があるかどうか訊こうと思って」
「今日の夜ですか?」
「一緒に食事したいんだけど」
えっ? 食事? 一緒に?
でも……
ふと、さっきのエレベーターでの会話を思い出し、少しの間ためらっていると、玲伊さんは付け加えた。
「ほら、これからしばらくの間、好きなもの食べられなくなるだろう。だから、今日はカロリーを気にせず、思いっきり食べてもらおうと思って」
玲伊さん。
なんで、わたしなんかに、そんなに優しくしてくれるんだろう。
でも、そういえば小学生のころから、彼は優しさの権化みたいな人だった。
兄がわたしを邪険にすると、いつも庇って遊んでくれた。
やっぱり、彼の中のわたしは、きっとあの頃の小さな女の子のままなんだ。
だから、落ち込んだわたしをほっておけないのだろう。
《優ちゃんは俺にとっても大事な妹みたいなものだから》
はじめてシンデレラ・プロジェクトのモデルをしてほしいと言われたときの玲伊さんの言葉が、頭のなかによみがえってきた。