もつれた心、ほどいてあげる~カリスマ美容師御曹司の甘美な溺愛レッスン~
「玲伊さん、わたしをどれだけ食いしん坊だって思ってるんですか」
少し口を尖らせてみたけれど、豪奢なパフェを目の前にしてしまうと顔は自然にほころぶ。
「あ、ほんとだ。おいしいものを前にすると顔がゆるんじゃいますね、たしかに」
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玲伊さんはわたしの言葉に吹き出すと「ゆっくり堪能して。かわいそうだけど、しばらくお預けだからね」と言った。
「ああ、そうでした」
わたしのその顔を見て、玲伊さんはまた吹き出す。
「この世の終わりみたいな顔してるよ。なんならおかわりしてもいいよ」
わたしは慌てて首を振った。
「さすがにこんな立派なパフェふたつは食べられないですよ」
「じゃあ、俺のソルベも食べる?」
そう言って、ソルベを乗せたスプーンをわたしの前に差し出す。
えっ?
それを食べろってこと?
わたしはブンブンと首を振った。
「いえ、どうぞおかまいなく」
その言い方がツボにハマったようで、玲伊さんはいっそう顔をほころばせた。
「ああ、楽しいよ。優ちゃんと一緒にいると」
そう言って、琥珀色の目を輝かせる。
唇には穏やかに笑みを浮かべて。
少し口を尖らせてみたけれど、豪奢なパフェを目の前にしてしまうと顔は自然にほころぶ。
「あ、ほんとだ。おいしいものを前にすると顔がゆるんじゃいますね、たしかに」
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玲伊さんはわたしの言葉に吹き出すと「ゆっくり堪能して。かわいそうだけど、しばらくお預けだからね」と言った。
「ああ、そうでした」
わたしのその顔を見て、玲伊さんはまた吹き出す。
「この世の終わりみたいな顔してるよ。なんならおかわりしてもいいよ」
わたしは慌てて首を振った。
「さすがにこんな立派なパフェふたつは食べられないですよ」
「じゃあ、俺のソルベも食べる?」
そう言って、ソルベを乗せたスプーンをわたしの前に差し出す。
えっ?
それを食べろってこと?
わたしはブンブンと首を振った。
「いえ、どうぞおかまいなく」
その言い方がツボにハマったようで、玲伊さんはいっそう顔をほころばせた。
「ああ、楽しいよ。優ちゃんと一緒にいると」
そう言って、琥珀色の目を輝かせる。
唇には穏やかに笑みを浮かべて。