このままずっと甘い夜を 〜再会した元恋人は溢れる愛を押さえきれない〜
それがとってもくすぐったい…。


「名…取くん、これ以上はダメだよ。せっかくのワンピースにシワがっ――」

「それなら、俺が脱がせる」

「…えっ」


わたしは顔が真っ赤に。

そんな赤くなったわたしの頬をなでながら、愛おしそうに見つめてくる名取くん。


「あのとき別れたことを今でもずっと後悔していた。…今夜はもう逃さない」


名取くんはわたしの手に自分の手を重ね、ぎゅっと握りしめる。

そして、指を絡ませながら、熱く深いキスをする。


わたしのことを好きだと言ってくれたけど、わたしは名取くんと結ばれるような人間じゃない。


もしかして、一夜限りの関係…?

…そうだったとしたら、それはそれでいい。


だけど――。


「…澪、…澪」


名取くんが切なげにわたしの名前を何度も呼ぶ。
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