このままずっと甘い夜を 〜再会した元恋人は溢れる愛を押さえきれない〜
ぽっかりと空いた7年分の空白を埋めるかのように。


「ずっとこうしたかった。…もう離したくない」


それほど酔っていないはずなのに、頭の中がクラクラする。


名取くんのわたしを呼ぶ声。

重なる熱い口づけ。

本能むき出しのわたしを捉える眼光。


そのすべてで、わたしを甘い沼へと引きずり込もうとしている。


「…ダメ、名取くん。このままじゃ…」

「どうにかなっちゃいそう?俺は、もうとっくにどうにかなってるけどな」


名取くんは荒々しくネクタイを解くと、シャツのボタンに手をかけた。


「澪、好きだ」


そう言ってわたしを抱きしめてくるものだから、肌と肌とが密着して温かい体温を共有して気持ちがいい。


「澪は…どうなの?正直、俺は今すぐにでも澪を抱きたいと思ってるっ…」

「わたしは…」
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