離婚前提婚~冷徹ドクターが予想外に溺愛してきます~
ああ、ダメダメ。気が滅入る。千葉くんの言う通り、忘れよう。
支払いを済ませ、外に出る。
お店は大きな道沿いにあるが、家に帰るためには少し静かな道を歩かねばならない。
まったく車や人が通らないわけではないので大丈夫だと自分に言い聞かせる。
早歩きしていると、どこからか誰かのうめき声が聞こえた。
「うう~ん」
ドキッとした。もしや幽霊?
若そうな女の人の声だ。
きょろきょろ見回すと、後ろを歩いていた女の人がお腹を押さえて跪く。
「あの、大丈夫ですか」
「うう~、ううっん」
二十代前半に見える金髪の彼女は、言葉にならないうめき声で答える。
ただごとではなさそう。
「私は看護師です。救急車呼びましょうか?」
「それは、いい」
「えと、じゃあ妊娠してますか」
産気づいたとか、子宮外妊娠とかかも。重い生理とか。
金髪の彼女はフルフルと首を振り、下腹部をさする。
「すっごい便秘してる」
「ああ……」
支払いを済ませ、外に出る。
お店は大きな道沿いにあるが、家に帰るためには少し静かな道を歩かねばならない。
まったく車や人が通らないわけではないので大丈夫だと自分に言い聞かせる。
早歩きしていると、どこからか誰かのうめき声が聞こえた。
「うう~ん」
ドキッとした。もしや幽霊?
若そうな女の人の声だ。
きょろきょろ見回すと、後ろを歩いていた女の人がお腹を押さえて跪く。
「あの、大丈夫ですか」
「うう~、ううっん」
二十代前半に見える金髪の彼女は、言葉にならないうめき声で答える。
ただごとではなさそう。
「私は看護師です。救急車呼びましょうか?」
「それは、いい」
「えと、じゃあ妊娠してますか」
産気づいたとか、子宮外妊娠とかかも。重い生理とか。
金髪の彼女はフルフルと首を振り、下腹部をさする。
「すっごい便秘してる」
「ああ……」