ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜6
「みんなでりんご飴を食べようにゃん」
真っ赤なりんごに飴がけされたものが、つやっつやに光って子猫たちを呼んでいる。日本のお祭りではお馴染みの、心踊らせる屋台グルメだ。
「丸かじりが難しかったら、小さく切ってもらえるようになってるから安心なんだけど、わたしはどうしても丸かじりがしたいにゃん。その方が、お祭りっぽいと思うにゃ」
いや、今日はお祭りではない。
実はエリナは、日本で暮らしていた時には一度もりんご飴を食べたことがなかった。彼女にとっては高価なものだったので、浴衣でりんご飴を持つ人々を見て『あれはどんな味がするんだろう? ひとりでりんごを丸ごと一個食べるなんて、贅沢な食べ物だけど……とても美味しそう』と憧れの気持ちを持っていた。
真っ赤なりんごに飴がけされたものが、つやっつやに光って子猫たちを呼んでいる。日本のお祭りではお馴染みの、心踊らせる屋台グルメだ。
「丸かじりが難しかったら、小さく切ってもらえるようになってるから安心なんだけど、わたしはどうしても丸かじりがしたいにゃん。その方が、お祭りっぽいと思うにゃ」
いや、今日はお祭りではない。
実はエリナは、日本で暮らしていた時には一度もりんご飴を食べたことがなかった。彼女にとっては高価なものだったので、浴衣でりんご飴を持つ人々を見て『あれはどんな味がするんだろう? ひとりでりんごを丸ごと一個食べるなんて、贅沢な食べ物だけど……とても美味しそう』と憧れの気持ちを持っていた。