ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜6
「あのお姉さん、大丈夫でしょうか?」

 狐の美少女を見送ったエリナは、ルディに尋ねた。

「まあ、大丈夫だろう。子犬とか子猫は幼い時に大変愛くるしいため、獣人にもそうでないものにもとても可愛がられる傾向がある。エリナは特に可愛いから、このようなことになっても仕方がないな」

 様子を見守っていたコレットは「エリナちゃんは大変ですねえ、可愛すぎるというのも問題があるようですぅ、よしよし、あううう、可愛いですぅ」と子猫の頭を撫でる。

「そう言うコレットちゃんだって、すっごく可愛いにゃんよ」

「わたしはもう大人なので、自分で対処できます。だから、どんなに可愛くても大丈夫です。でも、エリナちゃんはなんというか、身体も気持ちもまだまだ幼いんですよぅ……」

 頭の若芽をぴょこぴょこさせながら、見た目はエリナと同じくらいのドリュアドはお姉さんぶる。

「あと百年も経てば、エリナちゃんもどんな相手も手玉に取ることができるようになりますよ、ククク、悪い子猫ちゃんですねえ」

「その頃になったら子猫じゃないにゃん! えっ、もしかするとコレットちゃんは、百年経ったドリュアドなの?」

「それは乙女の秘密なのですよ」

 謎の多い幼女である。
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