ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜6
「そうなんですね。いつもご利用いただきまして、ありがとうございます。これからもご贔屓にしていただけますと嬉しいです」

「エリナたん、優しい……」

 気持ちがたかぶったレミレアは、頭を狐にしてしまった。一流のモフラーである子猫の鋭い視線は、それを逃すことができない。

「レミレアさん!」

「はい!」

「ちょっとモフッてもいいですか? いいですよね!」

「え、あ、あの、はい?」

 レミレアがエリナに頭を差し出すと、ゴールドフィンガーが炸裂した。

「なんて素敵なモフモフした柔らかな毛並み! まだ若い狐の魅力が余すことなく現れたモフモフにゃんね、これは最高の滑らかさにゃん、モフモフの鑑、いくらモフッても飽きることのない永遠の尊いモフモフにゃ」

 モフモフ、モフモフ、モフモフ、と至高のモフりを受けたレミレアは、「キューン……」という鳴き声を出しながら蕩けるようなモフられ天国に登っていく。

「すごいわ……こんなに完璧にモフるなんて……天才料理人ではなく、天才モフラーだったのね……」

「お嬢様、気をしっかりお持ちくださいませ」

 リスの侍女は心の中で『変なのは、お嬢様だけではなくて……なんて恐ろしい子猫なのでしょうか』と恐怖に震えた。そして、リスの尻尾をそっと隠したのであった。
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