ねこねこ幼女の愛情ごはん〜異世界でもふもふ達に料理を作ります!〜6
「そういえば、まだ油揚げを作ってないにゃんね。お豆腐はかなり普及して、今度マーレン国にもお店を作るって話だから、油揚げと厚揚げを商品に加えてもいい頃だし……魚の切り身が載ったお寿司の前に、お稲荷さんで酢飯に慣れてもらうのもいいかにゃ……」

 皆は黙って、子猫の考えがまとまるのを待った。

「……レミレアさん、稲荷寿司というお料理を紹介したいと思います。以前わたしが暮らしていたところで、神様のお使いをしている狐さんがいて、その大好物が稲荷寿司なんですよ。お口に合うかどうか、まずは作ってみるにゃん」

「神様のお使いの狐ですか?」

「へえ、エリナちゃんの出身地の狐はたいしたもんなんだね」

「はい。お願いを叶えてくれて、お稲荷さんが大好物の素敵な狐さんなんです」

『そういえば、スーパーの値引き品のお稲荷さん、大好きだったんだよね! 栄養があっておなかにたまって、お役立ちごはんだったにゃん。ああ、また食べたいにゃあ』

 エリナは稲荷寿司が大好きだったので、思い立ったらもう食べたくなって「わたしも大好物の食べ物なのにゃん」とにこにこしながら言った。たとえ値引き品でも稲荷寿司はとても美味しかったので、ゲットできた時には大喜びだったのだ。

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