【コミカライズ】あの……殿下。私って、確か女避けのための婚約者でしたよね?
 大きな手が胸を揉んでいる感覚に気がつき、私は今とんでもないことになっているのではないかと、ようやくこの時に気がついた。

「……シェーマスさまっ……あの、これは」

「僕たちは婚約者で、近い将来結婚する。何も心配は要らないよ。アイリーン」

 そう言って微笑んだシェーマスは、私が着ていたデイドレスの腰に編み上げていたリボンをどこかから取り出した小さなナイフで切った。

「あのっ……私。これだと」

 ドレスが着られなくなって、帰れなくなってしまう。涙目になった私に、微笑んだシェーマスは頬にキスをした。

「大丈夫。何も心配しなくて良いから、後で僕が送って行くから」

 そして、ドレスはすべて取り払われ下着姿になった私は、心許ない気持ちで一杯だった。胸を押さえていた手を取ると、両手首を持たれて、彼は既に固くなっていた胸の頂をじゅるりと音をさせて吸い込んだ。

「あっ……やめてっ……ああっ……」

 ぬるぬると舌は乳房をねっとりと這い回り、ぞくぞくとした不思議な感覚が体中の肌を駆け抜けた。片方を飽きるまで時間をかけて丹念に舐められ、胸は恥ずかしいくらいに濡れてしまっていた。

< 17 / 23 >

この作品をシェア

pagetop