【コミカライズ】あの……殿下。私って、確か女避けのための婚約者でしたよね?
「ねえ……シェーマス様って、アイリーンのこと、本当は……好きではないの?」
私もそんなことを夢見たものだけど、実際のところ、そうではないので首を横に振った。
「……そう思うわ」
「どうして? もしかしたら、好きなのかもしれないじゃない……何か、理由があって言えないとか……」
どうしても諦められない様子のスーリエに、私は小さくため息をついて、彼が私を好きではないと思う理由を説明することにした。
「いいえ。まず、シェーマス様は私と夜会でも、一回しか踊らないの」
「え? うーん……けれど、ダンスがあまり好きではないかもしれないじゃない」
ダンスの名手として知られるシェーマス様がそんな訳はないけど、この辺りの私たちの事情をスーリエには詳しく話していないので、かすかな希望を持ってしまうのも無理はないと私は思った。
「ええ。そうかもしれないわね……それに、話が絶対に盛り上がらないの。何を言っても反応が良くないから、私も楽しい会話をしようとする努力を止めたわ」
「えっ……王太子だから、色々と多忙過ぎて、私的な会話は控えてる……とか?」
私もそんなことを夢見たものだけど、実際のところ、そうではないので首を横に振った。
「……そう思うわ」
「どうして? もしかしたら、好きなのかもしれないじゃない……何か、理由があって言えないとか……」
どうしても諦められない様子のスーリエに、私は小さくため息をついて、彼が私を好きではないと思う理由を説明することにした。
「いいえ。まず、シェーマス様は私と夜会でも、一回しか踊らないの」
「え? うーん……けれど、ダンスがあまり好きではないかもしれないじゃない」
ダンスの名手として知られるシェーマス様がそんな訳はないけど、この辺りの私たちの事情をスーリエには詳しく話していないので、かすかな希望を持ってしまうのも無理はないと私は思った。
「ええ。そうかもしれないわね……それに、話が絶対に盛り上がらないの。何を言っても反応が良くないから、私も楽しい会話をしようとする努力を止めたわ」
「えっ……王太子だから、色々と多忙過ぎて、私的な会話は控えてる……とか?」