クールな御曹司と初恋同士の想い想われ契約婚~愛したいのは君だけ~
受け取ってもらえるかどうか不安で緊張していた美緒に、匠は蕩けるような甘い笑顔を見せ喜んでくれた。
その年以来、毎年クリスマスには匠にネクタイ、そして華耶には洋服を作りプレゼントするのが恒例となっている。
「美緒の手作りには敵わないけど」
匠は傍らのビジネスバッグから取り出した、クリスマス仕様の紙袋を美緒の手元に差し出した。
「俺からのクリスマスプレゼント。開けてみて」
「え……ありがとうございます」
美緒の反応をうかがう匠に戸惑いながら、美緒は慎重に紙袋の中身を取り出した。
「これって」
美緒は重みのある中身を確認し、小さく声を上げた。
匠が美緒のために用意したのは、フランスの有名デザイナーの作品集だった。
半年ほど前に発売されたと同時に完売した人気の作品集で、美緒は手に入れることができずにいたのだ。
「え、どこで? どうやって手に入れたんですか?」
美緒は声を詰まらせ匠と作品集を交互に見つめる。
「仕事関係の伝手があったんだ。前に美緒が予約すらできなかったって落ち込んでたから、ちょっと本気を出してみた」
匠はそう言って得意げに胸を張る。
「ありがとうございます。私、彼女の作品が大好きで。将来は彼女のような洋服を作りたいなと思っていて……だからすごく欲しくて。本当にうれしいです」
美緒は感激で目を潤ませた。
その年以来、毎年クリスマスには匠にネクタイ、そして華耶には洋服を作りプレゼントするのが恒例となっている。
「美緒の手作りには敵わないけど」
匠は傍らのビジネスバッグから取り出した、クリスマス仕様の紙袋を美緒の手元に差し出した。
「俺からのクリスマスプレゼント。開けてみて」
「え……ありがとうございます」
美緒の反応をうかがう匠に戸惑いながら、美緒は慎重に紙袋の中身を取り出した。
「これって」
美緒は重みのある中身を確認し、小さく声を上げた。
匠が美緒のために用意したのは、フランスの有名デザイナーの作品集だった。
半年ほど前に発売されたと同時に完売した人気の作品集で、美緒は手に入れることができずにいたのだ。
「え、どこで? どうやって手に入れたんですか?」
美緒は声を詰まらせ匠と作品集を交互に見つめる。
「仕事関係の伝手があったんだ。前に美緒が予約すらできなかったって落ち込んでたから、ちょっと本気を出してみた」
匠はそう言って得意げに胸を張る。
「ありがとうございます。私、彼女の作品が大好きで。将来は彼女のような洋服を作りたいなと思っていて……だからすごく欲しくて。本当にうれしいです」
美緒は感激で目を潤ませた。