クールな御曹司と初恋同士の想い想われ契約婚~愛したいのは君だけ~
そんなふたりに二十歳の誕生日という区切りの日を祝ってもらい、美緒は感激すると同時に厳粛な気持ちになった。
今はまだ学生だが、あと二年もすれば就職し本当の意味で自立することができる。
その目処がたち、これから先は悠真たちにはふたりの幸せだけを考えてほしい。
そう思い、結婚の予定について尋ねてみたのだが、返ってきたのは予想もしない言葉。
『俺には美緒が幸せになるのを見届ける責任がある。美緒が結婚するまで、俺が結婚するわけにはいかない』
きっぱりとした言葉に美緒は言葉を失った。
迷いのない声には悠真の固い決意が滲んでいて、単なる思いつきではないとわかった。
隣でその言葉を聞いていた千咲は悠真の思いに納得しているのか、静かに笑っていた。
千咲は結婚に対して深い思い入れはないのかもしれない。
その時以来今日まで安易にそう思っていたのだが、事実は違っていたようだ。
今日ごちそうになったおでんは大根が多く、お口直しはカボチャのプリン。
どちらも悠真の大好物だ。
千咲は悠真となかなか夕食をともにできないとサラリと口にし平気な振りをしていたが、本当は悠真と一緒におでんを食べるのを楽しみにしていたのだ。
昨夜悠真の出張が決まった時、すでに大根がメインのおでんの仕込みが終わり、カボチャのプリンも冷蔵庫に並んでいたのだろう。
今はまだ学生だが、あと二年もすれば就職し本当の意味で自立することができる。
その目処がたち、これから先は悠真たちにはふたりの幸せだけを考えてほしい。
そう思い、結婚の予定について尋ねてみたのだが、返ってきたのは予想もしない言葉。
『俺には美緒が幸せになるのを見届ける責任がある。美緒が結婚するまで、俺が結婚するわけにはいかない』
きっぱりとした言葉に美緒は言葉を失った。
迷いのない声には悠真の固い決意が滲んでいて、単なる思いつきではないとわかった。
隣でその言葉を聞いていた千咲は悠真の思いに納得しているのか、静かに笑っていた。
千咲は結婚に対して深い思い入れはないのかもしれない。
その時以来今日まで安易にそう思っていたのだが、事実は違っていたようだ。
今日ごちそうになったおでんは大根が多く、お口直しはカボチャのプリン。
どちらも悠真の大好物だ。
千咲は悠真となかなか夕食をともにできないとサラリと口にし平気な振りをしていたが、本当は悠真と一緒におでんを食べるのを楽しみにしていたのだ。
昨夜悠真の出張が決まった時、すでに大根がメインのおでんの仕込みが終わり、カボチャのプリンも冷蔵庫に並んでいたのだろう。