悪女は今日、初恋を知る。
「今日、一人で眠れそうにない」
「だから、きよらちゃん、一緒に寝てくれない?」
初めてのちゃん呼び!?
皇くん、わたしに甘えてくれてる!?
「……うん、いいよ」
そう、約束してわたしもシャワーを浴び、心の準備をして、
皇くんの部屋のベットで一緒に寝る。
「こうやって寝るの、初めてだな」
「うん」
布団、皇くんの甘い香りに包まれていて、
ドキドキで、
今日はわたしも眠れそうにない。
夜長くなりそうだし、
今ならずっと聞きたかったこと聞けそう。
「あの、今更だけど……、なんで、わたしを拾ってくれたの?」