夜の帝王の一途な愛
凌があゆみのアパートの前にやってくると、あゆみも買い物に出ようとアパートから出てきた。

あゆみはアパートの階段を降りると、凌の姿を目視する。

「麻生さん」

「よ、あの日、大丈夫だったか」

凌はあゆみに近づいた。

「あ、はい、ご迷惑をおかけして、すみませんでした」

あゆみは頭を下げる。

「今日はお店はお休みですか」

あゆみはそう声をかける。

「ああ、そっちも休み?」
凌はそう答えた。

「はい、これから買い物に行こうかと思って」

「そうか、一人なら飯一緒に食わねえか」

凌が誘ってくれたことにあゆみは驚いた表情を見せた。

「いやか?」

「いえ、嬉しいです」

あゆみは満面の笑みを見せた。

「俺、今日は車じゃないんだ、マンションに戻って、車で行こうか」

「はい」

そして、凌とあゆみは歩き始めた。

そこへ加々美社長が高級車を停めた。

「あゆみさん、買い物なら付き合うよ」

そう言って、近づくと、凌の姿が目に止まった。

「君は……」

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