夜の帝王の一途な愛
「なあ、あの日、俺に会いにきてくれたのか」

あゆみは狼狽えた。

思わず加々美社長に対して、言ってしまったが、どうしたらいいだろと、

咄嗟に答えが思いつかなかった。

「えっと、ヒカルくんに指名No.1になったんですよって聞いて会いたくなって」

「三年前に指名してくれたのは何故だ、俺の何を知ってるんだ」

「えっと、ヒカルくんから聞いてて、それで、特に何も知りません」

凌はあゆみが何かを隠していると感じた。

「あの男は誰だ」

「加々美社長と言って、私の仕事関係の人です」

「あいつは俺に罵声を浴びせた、俺を知ってるよな」

「ごめん、今日は帰るよ」

その時、凌の手が震え出した。

「麻生さん、部屋に入ってください」

あゆみは凌を部屋に招き入れた。

目の前で手を震えに苦しがってる凌を目の当たりにして、以前のことを思い出し、

試してみようと思った。

あの時は私を求めてくれていたから、落ち着いたが、今は効果はないだろう。

でも何もせずにいられなかった。

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